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イシイフーズで活躍する七島屋エンジニアリングのカッティングマシーン

2005.10.30

2005年10月87号 ふーま

○きっかけ??噂どおりの切れ味に一目惚れ
当社が属する「イシイグループ」は昭和34年12月、石井養鶏農業協同組合としてスタートした養鶏業専門組織です。その当時、全国的に登場した単独農協法人は45年を経た今、そのまま現存している組織は少ないようですが、私どもは創設当時の石井養鶏農業協同組合を「イシイグループ」の根幹として、現在も事業の中心に位置しています。最初に着手したのは鶏卵生産・販売事業で、2万羽養鶏という大々的な規模で始めました。“ひよこのイシイ”とも呼ばれ、ひよこの生産・販売を行う孵卵事業を全国に展開。現在では年間4000万羽を生産し、ブロイラー系と呼ばれる肉用種では国内No.1の規模を誇っています。??“養鶏業から出ない”、つまり、養鶏業だけに徹するという姿勢で総合経営を続けてきたなかで、当社は昭和48年に設立されました。鶏肉の開発研究、生産、処理に加え、鶏肉団子、照り焼きチキンなどの加工品を製造し、販売しています。七島屋さんとの出会いは、昨年の夏ごろでした。関西営業所(兵庫県尼崎市)の藤本所長が、大阪の同業他社から「ものすごいスライサーがある!」という情報を聞きつけ、岡山県倉敷市にある七島屋さんの工場を訪ねたんです。そこにあったのが噂の「スーパーダイナカッター」でした。そして、その切れ味に一目惚れ。“ティッシュが切れるんですよ。ティッシュが!”。あのときの驚きに満ちた興奮は、今でも忘れられませんね。すぐさまデモ機をお借りしたところ、噂以上の切れ味に現場のものともども感激しました。

○活躍ぶり??カッティングの美しさと効率のよさ
購入したのは「400型スーパーダイナカッター」で、もちろん当社仕様になっています。とにかく、切った断面が違いますね。スパッと切れてドリップも出ない。繊維質を壊さず、そのまま瞬時にカットできるので、本当に感動ものです。食材を確実にとらえる強制供給ユニットが標準装備されているので、ベルトに鶏肉をおくだけで、姿はそのままにダイナミックに皮まできれいにカットしてくれます。この鮮やかな切れ味のおかげで、すべてがうまくいったといえるほど、助かっています。
切れ味の秘密は、上刃と下刃の両方でカットするところにあるようですね。“はさみの原理”のようなものでしょうか。コンベア上を流れる鶏肉の速度と刃が出会うタイミングを合わせているとのことですが、職人技ともいえるこの技術はすごいと思います。
使い始めてからは、くず肉が出なくなったので歩留まりがよくなりました。それまで人の手で行っていたカット作業を機械化できたので、省人化と効率のアップも実現しました。ちょうど、自社で切り身を始めようというときでしたが、その規模は手作業でこなせるレベルではなかったので、いいカッターを探していたのです。「スーパーダイナカッター」は使い手にとってやさしく、シンプルなところもいいですね。コンベアベルトは4つのネジを外すだけで着脱可能。ですから掃除がかんたんで、いつも衛生的に保つことができます。また、キャスター付きなので、移動させるのも便利です。
当社仕様では、400ミリ幅のコンベアを半分に分け、30ミリと8ミリ2種類の鶏肉カットに対応できるようにしてもらっています。30ミリは調理用や加工用、8ミリの方は鶏の天ぷら、たたき・刺身用などとして使っています。材料や目的に合わせ、そのどちら側かに置くと、その幅にカットされます。また、角切りにする場合は、担当者がもう一度90度角度を変えて、鶏肉をセットします。すると、瞬時のうちに皮の角までがスパッとカットされた鶏肉が出てくるわけです。

○商品づくりのこだわり??おいしい鶏づくりは健康から
今は価格でなく、付加価値がないと物が売れない時代です。当社は、ダイナカッターを導入したことで、自社商品に特長を持たせることができたと思っています。たとえば、カットしても鶏肉の繊維質が残っているため、食感がいいんですね。
我々の基本的な考え方は“おいしい鶏肉は健康な鶏から”ということです。健康な鶏は、よいひよこに、よい飼料・水・空気、そしてよい管理者によって育てあげられます。だから、密度の高い狭い場所でたくさんの鶏を飼育する密飼いもしません。できるだけ自然に近い環境でゆったりと育てています。昨今は鶏インフルエンザの心配がありますが、健康で抵抗力のある鶏を育てれば、多少の病気は怖くないというのが持論です。鶏も人間と同じなんですよね。
地鶏等、鶏種もおいしさの要素のひとつですが、やはり、健康でパワーのある鶏が一番です。当社では、1ヶ月に35万羽を生産していますが、“特別飼育鶏”という抗生物質を使わない方法で育てています。銘柄鶏は2種類あり、飼料と水にこだわり開放型鶏舎で育てた「神山鶏」、脂肪の蓄積とコレステロールを抑えた「阿波すだち鶏」に加え、一般鶏肉(ブロイラー)を、関西圏を中心に中京圏に出荷しています。

○目標??元気でおいしい鶏肉から健康づくりを
“ひよこから食肉のイシイグループ”は養鶏業のあらゆる場面でユニークな事業も展開しています。国内市場の約90%を占める孵卵器の製造・販売をはじめ、卵の殻にワクチンを打つ卵内接種器も輸入開発し、多くの孵卵場でお使いいただいています。この研究開発はひよこの成育率を伸ばし、業界に貢献することができました。これからも鶏肉を通じて、地元の皆さんはもちろん、大勢の消費者の方々のお役に立てればと考えています。鶏肉は世界的に見ても、あだまだ需要が広がる可能性があります。鶏肉は経済的でヘルシーですからね。ホームページでは鶏肉を使ったレシピなども紹介していますので、参考にしていただけたらと思います。そして、当社のモットーである健康な鶏肉を提供し続けることで、皆さんの健康づくりのお手伝いができたら幸せです。

○ちょっとひと言《㈱イシイフーズ食品工場??セールスマネージャー??大島用三さん》
毎日のようにスーパーダイナカッターを使っていますが、なんといっても切れ方がまったく違います。切れ方の美しさと速さによって、現場にもよいサイクルができてきました。以前と比べると格段に効率が上がり、メンテナンスがしやすくなり、ランニングコストも目に見えて少なくなりました。耐久性にも期待がもてますし、何から何まで大助かりで注文のつけようもありませんが、敢えて言うなら、軽量化を考えてみてもいいのではないかと思います。
別注なので、重いのが当たり前かなと思いつつ、一方で研究の余地があるのではないかという気もしています。また、この切れ味で、冷凍ものがカットできればどんなにすごいだろう、という思いはいつもあります。当社の現場にはあまり関係はないのですが、ついついそんなことも考えてしまう機械ですね。

○㈱イシイフーズさんを訪問して《(有)七島屋エンジニアリング??代表取締役 赤澤勇》
昨年夏に納入して以来、1年ぶりの訪問となりました。いい機会なので、今日はメンテナンスの依頼を受け、2時間かけてOリングベルトを4つ交換しました。また、私がいなくても直せるように現場の担当者の方に指導もさせていただきました。それにしても、スーパーダイナカッターを大事に使っていただき、機械屋冥利に尽きます。私にとって、機械は我が息子であり、我が娘のようなものなのでたいへんうれしく思うのと同時に、イシイフーズさんのお役に立ってくれて、親孝行な子どもだという思いもあります。これからもできる限り協力させていただき、イシイフーズさんが目指していらっしゃる健康志向の鶏肉づくりのお手伝いができるよう、日夜研究・努力を続けたいと思います。

 

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