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岡山・わが社の技 生鮮食材を一括カット 作業効率は最大30倍に

2005.06.21

2005.06.21 経済レポート Vision岡山

需要急増のチルド(冷蔵)食品などを美しく、スピーディーにカットする「スーパーダイナカッター」。脱サラで事業を起こした赤澤勇社長の経験と、ユーザーの要望で完成したカッティングマシンだ。
いったん冷凍した肉を解凍すると旨み成分が流れ出て、味を損なってしまう。潜在的ニーズとしてはありながら、繊維質を壊さず機械で生鮮食材などをカットする技術は確立できていなかったが、作業者が肩の腱鞘炎になったユーザーからの依頼で、古里・愛媛県で見て育った船の出発時などに使う紙テープの加工機をヒントに実現した。

脱着式で衛生的
上下に重ねた丸刃が多層状に並んでおり、搬送コンベアに食材を載せるだけで自動的に一括カット。薄皮があるため特に切りにくい鶏肉の場合、手作業なら1時間で20Kgが精いっぱいだが、30倍の600Kgカットでき、鶏肉業界の導入シェアは20%に達した。脱着式のコンベアは衛生的で、ナイフユニットの交換でカット幅の変更も可能。価格は60万~350万円。
「刃と刃の間のクリアランス(すき間)をシビアに出さないと端まで均等に切れない」と赤澤社長。ミクロの精度が求められる精密耐久部品メーカーでの勤務経験が、“心臓部”の開発に役立ったという。「ユーザーからの要望にはすべて挑戦する」スタンスで、冷凍食品と骨付き肉以外はカットできるようになったほか、豚足の2つ割機や魚のエラ口から内臓を吸引除去するシステムも開発。小型化した「ダイナミニ」を発売し、ハム、ソーセージメーカーや量販店以外への販路拡大を目指している。
「スイッチを押す瞬間が一番興奮する。機械は正直で、やっただけの結果を出してくれる」-。現在、焼き鳥製造機を開発中で、「しばらく鶏に特化してせめて見たい」と更なるいい欲を燃やしている。

 

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